突然雨漏りし始めたら非常に困ります。しかし、業者に電話をしようにも日曜日だったり、なかなか修理に来てもらえない時には自分で応急処置出来れば少しは雨漏りを食い止めることが出来ます。雨漏りは通常、屋根からする事が多いですが、一概にそうとも限りません。雨漏り修理をする際には、まずどの部屋のどのあたりから雨漏りしているのかしっかり見極める必要があり、その雨漏りしている上はどこになるのか考え、実際に見てみる事から始まります。
必ずしも屋根という訳ではなく、一階が雨漏りしている場合で下屋根のない家の場合、屋根が原因とは考えられません。雨漏りしている上にベランダがあるとか、幕板の上に水切りをしているという場合、そこから何らかの原因で進入していると考えられます。二階の場合ほぼ屋根からで間違いありませんが、原因を見つけるにはなかなか難しくなります。屋根の形状や、雨漏りしている部屋の上が屋根のどの部分か、素人で判断する事は難しく、この辺りだと分っても雨漏りの原因はわかりにくいです。
屋根の形状で谷がある場合、谷に穴が開いて雨が進入している物が多く、実際の雨漏り修理でも谷に使われている銅板に穴が開いている物を取り替える作業で、谷がない場合の修理には屋根材の割れやズレです。これらを雨漏り修理するのに手っ取り早いのはコーキングを塗るのが簡単で早いですが、それをするには屋根に上がらなければいけません。素人が屋根に上がるのは非常に危険で、職人さんが簡単に作業しているから大丈夫だろうと思ってもなかなかできる物ではありません。あまり無理はしないように自分が危険だと思ったら絶対に屋根には上がらず、業者を待つのが安全です。